隼 / スピッツ
![]() | ハヤブサ (2000/07/26) スピッツ 商品詳細を見る |
日本で「ロビンソン」「空も飛べるはず」を知らない人はいるのだろうか(いたらちょっと凹む)。
それほどに圧倒的なポピュラリティを獲得しているスピッツは、一般的にはポップロックとして知られているが、その原点がパンクにあることはあまり知られていない。
ブルーハーツに衝撃を受け、パンクをあきらめてしまったスピッツは、ギターをアコギに持ち替え、今のようなポップスタイルを作り上げ、今に至るわけで。そういう面もあるのか、初期の歌詞には草野さんに特有のやわらかい表現法の中に確かに歪んだ心象や、シニカルな要素があったと思う。
個人的には『テレビ』や『夏の魔物』、『名前をつけてやる』なんかでモロに感じる。
その後路線をやや変え、完全にポップス路線に入ると、特にシングル曲において、そういった要素を上手く曲の中にうまく隠してしまえるようになっていった。
その後の大ヒットを経て、デビューから10年目に出されたこの「ハヤブサ」は、そういった要素をスピッツが持っていると言う認識があるかないかでは、大きく印象が変わるアルバム。
きっと、一般的なポップバンドとしてのスピッツしか知らない人には受け入れ難いかも。
おそらく、「フェイクファー」から見えてきていた「従来のスピッツから離れたい」というコンセプトで作られたであろうこのアルバムは、曲においても詞においても大きく自己を主張し、今までになかったような表現で聴き手に"迫ってくる"。
"迫ってくる"という表現は、おおよそそれまでのスピッツの曲に似つかわしくない表現であるはずだった。攻撃的なギターに、「ハッと目が覚めて フォーカス合う前に 壁に残った奴の顔」のようなやや嘲笑的な歌詞を投げつける『いろは』、疾走感溢れる轟音サウンドで「クズと呼ばれても笑う」と言い切ってしまう『8823』、エフェクターで歪みまくった声で、思い出せない記憶を探す様子をシニカルに描いた『メモリーズ』に代表されるように、このアルバムは非常に直情的だと思う。
直情的・刹那的なスピッツを許せるかどうか。
それがこの"尖った"アルバムを受け入れられるかどうかのカギになると思う。
・・・でもダメでも『ジュテーム』、『ホタル』あたりはいつものスピッツやってるから安心して良しw
あとストーカーの心情を綴った『holiday』も聴き所かもしれない。
好きな曲
M7「8823」
M10「ホタル」
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テク凄いし、全部やってくれるから楽でいいし、何よりもマジ工口すぎ!!あと、金がかからん・・・・・・ってか、こっちが色々貰っちゃってるしww
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